1952-06-26 第13回国会 衆議院 本会議 第61号
鉱業法の賠償規定で鉱害被害者が救われますならば、この復旧法案のごとき單独立法は必要ないはずであります。本法を提出したところに鉱業法の欠陷を認め、政府は本法案によつて鉱業法の不備の点を補おうというのであります。しかしながら、私どもは、今申し上げましたように、この石炭鉱害復旧の臨時立法によつてはその欠陥が補われておらないという点に大きな不満を持つのであります。
鉱業法の賠償規定で鉱害被害者が救われますならば、この復旧法案のごとき單独立法は必要ないはずであります。本法を提出したところに鉱業法の欠陷を認め、政府は本法案によつて鉱業法の不備の点を補おうというのであります。しかしながら、私どもは、今申し上げましたように、この石炭鉱害復旧の臨時立法によつてはその欠陥が補われておらないという点に大きな不満を持つのであります。
第一の点は、本法案は要するにストライキを止めようというところに主眼があるのでありまするから、この法案が審議未了或いは否決になりましても他に單独立法、單行法その他でストライキを禁止するというようなものは絶対に出されてはならない、これであります。 第二の点は争議の調整についてであります。これについては三つの点を主張いたします。
従いまして、今日單独立法にできないという段階におきましては、先ず單純労務関係の君たちを、つまりこの法律の第四條から第六條までと、第八條から第十六條までの規定を適用すると、こういうことにお取計らいが願いたいと思います。そうしないと、非常に不公平な工合になつて来るのではなかろうかというふうに我々は考えております。
一々こまかい條文を通じて批評し、あるいは労働組合の立場からいろいろ意見を申し述べて行けばまだたくさんございますが、大体三つにわけまして、かりにゼネスト禁止法といつたようなものが出るといたしまするならば、それを二つにわけて、ゼネスト禁止法については、一、ゼネスト禁止法の制定はしないこと、二は、その他治安に関する單独立法においても、労働組合運動を対象とするゼネスト禁止法類似のものをつくらないこと。
○木村禧八郎君 私は、これはくどく御質問するのは、実は継続費の問題について、特別法律を以て予算、歳出歳入以外にそういうまあ公債財源というものを求めて、そうしてやればいいじやないか、そうしたときやはりそれは予算総計主義、この十四條から言つてまずい、こういうお話だつたのですが、継続費の場合、例えばイギリス、フランスのように單独立法を以て一つの事業会計に財源を與える。
そういたしましたら、留守家・族、未復員というものに対して政府が誠意を持たれるならば、少くとも遺家族援護法に匹敵するところの留守家族援護というものが、あるいは生活保障の形において、残つている子供の教育の面において、生業扶助の面において、あらゆる面から留守家族というものに対して單独立法をもつてでも、講和発効と同時に政府がこの人たちを保障しなければならない義務があることははつきりしておる。
こういう点について、補償という制度がこの中にございませんから、私が特にここで日本社会党を代表して強調したいと思いますることは、單独立法で、これらの犠牲になつて行くところの諸君の補償に関する法案を新たに決定すべし。あるいは農業用水であるとか、貯水池であるとか、いかだ流しであるとが、魚道であるとが、そういつたものに対する補償も全然考慮のうちに入つておりません。
又一方、ルース台風及び今回の地震災害については單独立法が行われたが、それ以前のアイオン、カザリン等の台風による災害については、利率も高く、且つ短期融資であるため、漁民が苦しんでいるので、次の機会に低利且つ長期金融に切り替え、漁民を救済する措置を講ずべきである」との希望を附して、賛成意見の開陳がありました。他に発言もなく、採決の結果、本法案は全会一致を以て可決すべきものと決定いたしました。
○政府委員(柳沢米吉君) この辺誠に申訳ないことでございまするが、協力者に対します措置の考え方というものに対しまして、我々のほうとしてもいろいろ考えておつたのでございまするが、近く單独立法として議会のほうで御審議になるというようなお話を聞いております。我々としましてはその法案ができれば非常に結構だというふうに考えております。
予算措置の上においても他の方法をとるということになれば、單独立法するか何かで非常に面倒なことになりやせんだろうか。腹案があつたらお聞きしたい。
手を差延べられようとしておりますけれども、大きな社会問題であるところの百万未亡人母子世帶は、ここに捨てられた形になるということを私思いますときに、大臣は未亡人だけ特別に救えないというようなりようけんをひとつお捨てになつて、子供の基本的人権を守らなければならない国の建前から、母子のつながりというものを特別にお考えになつて、ひとつ現在の生活保護法、兒童福祉法、また今の予算において守れないものならば、單独立法
○林(百)委員 そうすると、兵器、航空機等の生産制限に関する件も——この前聞いたのですが、やはり将来單独立法される考えですかどうですか。あるいはこの禁止ということを恒久化するつもりがあるかないか、その辺はどうお考えでありますか。
に関する陳情(委員長報告) 第二七六 日本国有鉄道法中一部改正に関する陳情(委員長報告) 第二七七 浮遊機雷に対する災害補償法制定の陳情(委員長報告) 第二七八 簡易生命保險および郵便年金積立金運用再開に関する陳情(二件)(委員長報告) 第二七九 簡易生命保險の運用再開に関する陳情(委員長報告) 第二八〇 鹿兒島県吾平町岡牟田に無集配郵便局設置の陳情(委員長報告) 第二八一 けい肺法單独立法化
次に陳情第四百十二号、珪肺法單独立法化に関する陳情は、窯業方面においては、調査の結果、珪肺及び珪肺結核の広汎な発病を見ているから、珪肺法を單独立法化してその対策に万全を期するよう要請するものであります。 以上請願五件、陳情一件は、いずれもその願意妥当なるものと認めまして、これを採択し、院議に付し、内閣に送付すべきものと決定いたしました。 以上御報告申上げます。(拍手)
に関する陳情(委員長報告) 第二〇九 日本国有鉄道法中一部改正に関する陳情(委員長報告) 第二一〇 浮遊機雷に対する災害補償法制定の陳情(委員長報告) 第二一一 簡易生命保險および郵便年金積立金運用再開に関する陳情(二件)(委員長報告) 第二一二 簡易生命保險の運用再開に関する陳情(委員長報告) 第二一三 鹿兒島県吾平町岡牟田に無集配郵便局設置の陳情(委員長報告) 第二一四 けい肺法單独立法化
やつてみなければわからぬことでありますから、見込みにすぎませんが、その試算を二、三してみたのでありますが、たとえばごく簡單に申しますと、前回の戰時中の投資信託におきましては、当時こういう單独立法はなかつたのでありますが、昭和十六年十一月に始めまして、昭和二十年の八月末、戰争が終るころまでに五億二千数百万円結成されたわけであります。四年間に約五億結成されたわけであります。
今度いわば單独立法をやるのが初めてでありまして、また日本の証券市場、資本市場の状況が英米とは比べものにならぬのでありますから、受益証券がただちに非常に大きな流通性を持つ見込みは、今のところ私は実際問題として望まれないと思います。換金性、流通性というのは今の程度かと思いますが、将来は私は大いに流通するということを希望し、期待しておるわけであります。
もし第二のものをどれにするかということについては国会議員としてさらに御研究を願い、また地元の要望等を聞きましてみずから決定すべきであつて、そのあやまちなきを期するために、利根川の次にいつやるかわかりませんが、やるような場合には、国土総合開発審議会の規定の改正によつてこれから先やりますか、あるいはこういう單独立法でやるかわかりませんが、私どもは、普通の河川は大体改修で済むと思います。
最後に第十四条の審議会の問題でありますが、これは前にも同僚議員の村瀬君から質問もございましたが、この審議会というものが今の行政の上からずいぶんたくさんありまして、今吉田内閣におきましてもこの問題を閣内において取上げられているようでございまして、審議会の整理を行う單独立法でできております。いろいろな法律の中で、中のものでさえこれを整理しようとされているところがあるのであります。
○前田(榮)委員 立法技術の上で困難というよりも、今の客観情勢からこの方法を選ぶ以外になかつたという意味、その点は了承するわけでありますが、問題は、こういう單独立法が出まして、一つの水系別なせり合いと申しますか、国土総合開発全般に一大支障が起りはせぬかということ、これがひいては今後十箇年計画を企図されておる利根川開発に暗影を投げつけるおそれはないか、こういう点に心配があるのでありますが、この点は重ねて
同日 日本発送電株式会社への出資設備復元に関する 陳情書 (第七 五六号) けい肺法の單独立法化に関する陳情書 (第七六三号) 大淀川発電所返還促進に関する陳情書 (第七九六号) を本委員会に送付された。
我が国では昭和十六年、戰争の直前に初めて有価証券投資信託というものが行われたのでありますが、このときには投資信託法という有価証券投資信託という單独立法はなかつたのでありまして、信託法というものに準拠しまして足りないところは民法で補足して、この制度を実施したのであります。そしてこのときには、特定金銭信託の形をとりましたものでありますから、元本についても二割の保証が約款に謳われておつたわけであります。
こういうようなことは到底我々の許しがたいところでありまして、即ち政府のこうした陰謀的小策に対しましては、参議院は昨年全会一致を以ちまして、過般、地方議員の兼職延長條項だけを單独立法化して、審議の期間を確保したのであります。このような経緯にも明らかなように、本法案の内包する今日的意味は極めて深刻であり、その影響するところは又重大と言わなければならないのであります。
即ち政府のこうした陰謀的小策に対しては参議院は全会一致を以て地方議員の兼職延長の條項を單独立法化し、過日その通過を見たところであります。このような経緯によつても明らかなように本法案の内包する今日的意味は極めて深刻であり、その影響するところ又極めて重大であると言わなければならないのであります。
この法律は取上げるといいのでありますが、これはいろいろな法律と関連性がありますし、これを單独立法としてつくつた場合に、建設省といわず、一般の公共事業は相当制約をせられるというふうになると思うのであります。もちろんこれは單独立法としてつくつた場合、現在の経済安定本部でつくつておるところの公共事業費の配分というような問題も、この法律において相当制約されるのではないかというぐあいに私は考えておる。